高配当株の売り時
高配当株投資で、売り時がわからずに失敗してしまったことはありませんか? 筆者はあります。
本記事では、高配当株の売り時で失敗しないための3つのポイントを解説します。
高配当株の売り時を見極める3つのポイント
高配当株を持つ際には、売り時を考えることが欠かせません。特に「株価が上がって配当利回りが低くなったとき」「減配のリスクが高まったとき」、そして「他により良い高配当株が見つかったとき」が高配当株の売り時だと、筆者は考えています。
売り時その1:株価が上がって配当利回りが4%以下になったとき
高配当株の株価が上がると、同じ配当金でも配当利回りが下がってしまいます。
経験則として、高配当株の配当利回りが「4%」を下回ると、株価が上がりにくくなる傾向があります。ですから、高配当株の株価が上がったときには、配当利回りが「4%」を下回るタイミングでの売却が、高配当株の適切な売り時と考えられます。
売り時その2:減配のリスクが高まったとき
会社の業績が悪化したり、経済が不安定になると減配リスクが高まります。
実際に減配されると株価が急落することも多いですから、減配の可能性が見えてきたタイミングが高配当株の売り時です。不況に影響を受けやすい業界の高配当株には、特に注意が必要です。
売り時その3:他により良い高配当株が見つかったとき
投資を続けていると、さらに条件の良い高配当株に出会うことがあります。
この場合、今の高配当株を売り、より高い配当利回りを得られる別の高配当株に乗り換えるのも一つの方法です。銘柄を乗り換えることで、配当収入を今よりも増やすことができるでしょう。
まとめ
高配当株の売り時を見極めるためには、「配当利回りが4%を下回ったとき」「減配リスクが高まったとき」、そして「他により良い高配当株が見つかったとき」の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
高配当株の売り時がわからずに悩んだときは、本記事をチェックリスト代わりにご活用いただけたらと思います。
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