canslim投資法で使えるスクリーニングツール

ここでは、canslim投資法で使える無料のスクリーニングツールを紹介します。

ウィリアム・オニールが考案した「CAN SLIM」は、株式投資で成功するためのシンプルなルールのようなものです。本題へ移る前に、まずは初心者でも理解しやすいように「CAN SLIM」の各項目を説明します。

C:Current Quarterly Earnings(最新の四半期利益)

「C」は会社の最新の四半期(3か月ごと)の利益がどうなっているかを意味します。利益が増えている会社は、その勢いで株価も上がることが多いです。特に、前年の同じ時期に比べて少なくとも20~25%以上利益が伸びている会社を探しましょう。たとえば、お小遣いが毎月500円増えていたら嬉しいですよね。会社も同じで、利益が増えると投資家が注目するようになります。

A:Annual Earnings Growth(年次利益の成長)

「A」は会社が1年間でどれくらい成長しているかを見ます。ここでも、20~25%以上の成長が目安です。これは、短期間だけでなく、長期間にわたって会社が強く成長している証拠です。例えば、毎年テストの成績が10点ずつ上がっていたら、あなたはクラスでも注目される存在になるでしょう。会社も同じで、継続して成長する会社は投資家に人気が出ます。

N:New Product, Service, or Management(新製品、新サービス、または新しい経営陣)

「N」はその会社が最近何か新しいものを始めたかどうかです。新製品や新サービスが大成功すると、株価は大きく上がることがあります。たとえば、新しいゲームが大ヒットすると、そのゲーム会社の株価が急に上がることがありますよね。新しいことに挑戦している会社は注目です。

S:Supply and Demand(需給)

「S」は株式の「供給」と「需要」を見ます。簡単に言えば、株を買いたい人が多く、売る人が少ないと株価は上がるということです。人気のゲームの限定版が少ないと、その値段が高騰するのと同じ理屈です。また、発行株数が少ない会社ほど、株価が大きく動きやすいです。

L:Leader or Laggard(リーダーか遅れた企業か)

「L」はその会社が業界のリーダーかどうかをチェックします。リーダー企業は、他の会社よりも成績が良く、株価も上がりやすいです。例えば、クラスで一番勉強ができる人はいつも注目されますよね。投資でも、一番強い会社を見つけることが大事です。

I:Institutional Sponsorship(機関投資家の支援)

「I」はプロの投資家(銀行やファンドなど)がその会社に投資しているかどうかを見ます。大きな機関投資家が株を買っている会社は、彼らの分析によって安全と判断されることが多いです。たとえば、学校の先生が「この本はすごくいい」と言っていたら、その本が良い本だと信じやすいですよね。

M:Market Direction(市場の方向)

「M」は全体の市場が上向きか下向きかを見ます。いくら良い会社を見つけても、株式市場全体が下がっていると、会社の株価も下がってしまうことがあります。逆に、市場全体が上がっているときは、良い株を持っていると大きく利益を得られるチャンスです。市場のトレンドに逆らわないことが大事です。

CANSLIM投資法で使えるスクリーニングツール

CANSLIMに当てはまる銘柄を手作業で見つけるのは大変です。ですから、管理人は「C」「A」「N」に当てはまる銘柄くらいまでは無料で使えるスクリーニングツールを使って探しています。

クオンツリサーチ社が提供する株マップの「株式トレンドマップ」では、足元で株価が上昇基調で、かつ業績が好調な銘柄だけをスクリーニングしてくれます。

このページでピックアップされている銘柄の中から、CANSLIMに当てはまる銘柄を見つけられたら、魅力的な投資先になりそうです。

まとめ

「CAN SLIM」は、株を選ぶ際のポイントをシンプルにまとめた方法です。これらをしっかりとチェックすることで、成功する可能性のある成長株を見つけやすくなります。初心者でも、このルールを参考にすれば、良い投資判断ができるようになりますよ。

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