テンバガーの共通点

2024年9月12日

「テンバガー」という言葉を聞いたことがありますか？株価が10倍になるような銘柄を指します。多くの投資家が「テンバガー」を夢見ていますが、どんな共通点があるのでしょうか？今回はその中でも特に重要なポイント、「ROAが高い」という点に注目して解説します。

ROAとは？

まず、ROA（Return on Assets）という言葉を説明します。簡単に言うと、会社が持っている資産をどれだけうまく使って利益を出しているかを示す指標です。ROAが高い会社は、少ないお金で大きな利益を生み出している、資金効率が良い会社と言えます。

テンバガーはなぜROAが高いのか？

テンバガーになる会社には、なぜROAが高いものが多いのでしょうか？理由は簡単です。資金を効率的に使える会社は、成長スピードも速く、利益もどんどん増えます。そのため、株価も急激に上がることが多いのです。

例えば、ある会社が1億円の資産で1億円の利益を出せばROAは100%ですが、10億円の資産を持っていても1億円しか利益を出せない会社よりもずっと効率的です。こうした資金効率の良い会社は、特に海外の大口投資家からも注目されやすく、彼らが株を買うことで株価がさらに上がり、テンバガーとなるのです。

海外投資家にも人気

ROAが高い会社は、海外の投資家にも人気があります。なぜなら、海外の大手ファンドや機関投資家は、限られた資金で最大のリターンを得ることを重視しているからです。彼らはROAの高い会社を見つけると、その会社の株を大量に買うことがよくあります。これが株価の上昇をさらに後押しする要因にもなります。

テンバガーの共通点を満たす日本株

では実際に、テンバガーの共通点を満たすROAの高い日本株には、どのような銘柄があるのでしょうか。

TDnetSearchで検索したところ、ZOZOや寿スピリッツ、KeePer技研やレーザーテック、SHOEIといった超優良企業がゾロゾロと出てきました。

ROAが高ければすべてがテンバガーになる訳ではありません。しかし、ROAが高いのはテンバガーの数少ない共通点の１つですから、テンバガー候補を見極めたい方はぜひ注目すると良いでしょう。

まとめ

テンバガーにはいくつかの共通点がありますが、その中でも特に「ROAが高い」というのは重要なポイントです。資金を効率よく使っている会社は、成長スピードが速く、海外投資家にも注目されやすいのです。これからテンバガーを狙って投資をするなら、ROAの高さに注目してみてください。それが、次の大きな利益を生む銘柄を見つけるヒントになるかもしれません。