勝てる四季報の読み方

決算資料が読めると有利ですが、初心者のうちは決算資料を読めなくても大丈夫です。なぜなら、企業の分析を代行してくれる存在があるからです。

その代表的な存在が「会社四季報」です。「会社四季報」は、東洋経済新報社が発行している上場企業の情報をまとめた書籍で、記者が実際に取材して得た情報をもとに分析されています。この四季報を使えば、決算資料を一社一社自分で分析しなくても、企業の良し悪しを簡単に見分けることができます。

会社四季報の読み方

会社四季報は初心者にとっては文字と数字がぎっしり詰まっていて読むのが大変ですが、読み方のコツをおさえてしまえば見るべきポイントは多くありません。以下の3つのポイントを押さえておけば、効果的に活用できます。

  1. コメント 会社名の横にあるコメント欄には、その企業の担当者が取材を通じて得た情報や感想が簡潔にまとめられています。このコメントを読むだけでも、企業の動向を把握できます。
  2. 矢印 四季報の欄外に表示されている矢印は、企業の営業利益が前号からどの程度増減したかを示しています。矢印には5種類あり、それぞれ以下のように分類されています:
    • 『↑↑』:大幅増額(30%以上の増額)
    • 『↑』:増額(5%以上30%未満の増額)
    • 『→』:前号並み(5%未満の増減)
    • 『↓』:減額(5%以上30%未満の減額)
    • 『↓↓』:大幅減額(30%以上の減額)
    矢印を見れば、簡単に好調な企業を見つけることができます。
  3. 来期予想 業績欄の左下にある「今期予想の業績数値」と「来期予想の業績数値」を確認しましょう。特に来期予想の業績数値を見て、今期よりも売上と利益が伸びている企業を見つけることが重要です。

まとめ

これが、会社四季報の読み方です。この3つのポイントを押さえるだけで、企業分析の第1段階として十分です。会社四季報を使って、良い投資先を見つけることができるでしょう。

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