新NISA、5年で使い切るべきか

2024年11月7日

新NISAは、投資の利益にかかる税金を節約できる制度です。「5年で使い切るべきか」と悩む方も多いですが、5年で枠を使い切ることで、新NISAの節税効果を最大限に引き出し、効率的な資産運用が可能になります。

新NISAを「5年で使い切るべきか」という疑問が湧くでしょうが、新NISAのメリットを最大限に引き出すためには、可能な限り5年以内に利用枠を使い切ることが効果的です。

新NISAでは、利益にかかる約20％の税金が免除されます。通常の投資では利益の一部が税金として差し引かれますが、新NISAを利用することで、利益がすべて手元に残ります。

ですから、新NISAで節税できれば「使ったもの勝ち」ですし、そのお金で旅行なりして消費しても良いし、節税して儲けたお金をさらに再投資して複利効果を引き上げても良いです。どちらにせよ、新NISAを使わないよりも得できると期待できます。

新NISAを5年で使い切る良いところは、もし投資先を間違えて損切りしたとしても、次の年には再びNISA枠が復活するため、リカバリしやすい点です。

新NISAの理想は「スピーディに複利成長していく長期投資先でNISA枠をすべて埋めること」です。積立投資枠では投資信託、成長投資枠では優良個別株に投資をすることで、節税しながら複利利回りを最大化できるでしょう。

非課税枠を5年で使い切ることで、仮に投資先の判断が一時的に間違っても、早いタイミングで挽回できるため、最終的なリターンも向上できるでしょう。

まとめ

以上、新NISAを「5年で使い切るべきか？」という質問への筆者の回答は「使い切るべきだ」となります。新NISAは使うだけで２割はパフォーマンスが変わりますし、使うならなるべく早いほうが良いです。まだ使い切っていない方は、できるだけ早めに使い切ってしまいましょう！